姫路の方より相続税に関するご相談
2025年08月04日
税理士の方に相続税は全ての財産が対象なのか伺います。(姫路)
先日、姫路の父が82歳で亡くなり、姫路市内で葬儀を行いました。これから相続手続きをやらなければなりませんが、なんせ初めてのことで分からない事だらけです。相続人は母と私と弟の4人だと思いますが、母は高齢ということもあって私たちに任せると言っています。貴所の税理士の先生に伺いたいのは相続税についてです。父には自宅の他にも代々受け継いだ土地があり、他には預貯金や趣味の骨董品などがあります。遺産について全て調べたわけではないのでわかっているだけですが、相続税申告の流れと、全ての財産が対象かどうか知りたいです。相続税申告には期限があると知り、正直焦っています。(姫路)
相続税の流れと課税、非課税財産についてご説明します。
まず、ご家族が亡くなってから行う相続税手続きの流れをご説明いたします。
①相続人調査…相続人の相続関係を明らかにして相続人を確定します。
②相続財産調査…間違いのない遺産分割を行うために正確な財産調査が必要です。また、相続税申告や、名義変更などにも必要となります。
③遺産分割協議…必ず相続人全員が参加して、遺産分割のための話し合いをします。
④相続税申告…遺産総額が基礎控除の金額を超える場合、申告対象となります。
⑤相続財産の名義変更…不動産や預貯金などを相続した場合は、名義変更をします。
以上のような流れで手続きを行います。
次に、相続税の課税財産と非課税財産についてご説明します。以下に挙げるのは一例ですので、曖昧な財産については税理士にご相談下さい。
【課税対象の相続財産】
・土地、家屋 、土地に有する権利
・構築物
・事業用、農業用財産
・有価証券、預貯金
・家庭用財産
・車などの乗り物
・みなし相続財産
・相続や遺贈により財産を取得した人が被相続人の死亡以前に受けた贈与(令和6年1月1日以降の贈与から、持ち戻し期間が3年から7年へ徐々に延長されています)。
・その他
【非課税の相続財産】
・墓地・仏壇・仏具等といった祭祀財産
・国や地方公共団体、特定の公益法人に寄附した財産
・心身障害者共済制度に基づいて支給される給付金を受ける権利
・生命保険金(相続人が受取った生命保険金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税)
・死亡退職金の一部(相続人が受取った退職金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税)
・その他
相続税申告は正確かつ迅速に行う必要がありますので、相続が発生した際は相続税申告を得意とする姫路相続税申告相談センターの司法書士にお任せください。姫路をはじめ、多数の地域の皆様から相続税申告に関するご依頼を承っている姫路相続税申告相談センターの専門家が、姫路の皆様の相続税申告がよりよいものになるよう、手続き完了までしっかりとサポートをさせていただきます。初回のご相談は無料でお伺いしておりますので、姫路の皆様、ならびに姫路で相続税申告ができる事務所をお探しの皆様におかれましてはお気軽にご連絡ください。